'01/07/21
発行:ゆりかご保育園図書委員

K田(職員)I塚(職員)
S木(ぞう)O野(ぞう・たんぽぽ)

さくらんぼ組
 「もこもこもこ」「いないいないばあ」から、石津G位になると、「のせてのせて」や「あそびましょ」等、絵やことばの繰り返しだけでなく、ほんの少しストーリー性のあるものを好みだしています。

たんぽぽ組
小さい月令のグループはさくらんぼ組で読んでいるようなもの。そして斉藤G位になってくると「えんやらリンゴの木」「おつきさまこんばんは」等も楽しめるようになってきます。

あひる組
今はまだ、たんぽぽ組と同じ様な絵本を読んでいます。深井Gでは自動車の出てくるものが人気があります。「ぶーぶーじどうしゃ」「ざっくりぶらぶら、がたころろ」等。友達と一緒の絵本を広げて『おんなじねぇ』と笑いあえるのもこの頃です。もちろん1冊しかないと、とりあいもすごいけれど…

はと組
まいGでは「こぐまちゃんシリーズ」を楽しんでいます。大沢G位から、さらにストーリー性が少し複雑なものも楽しみ、『どうして?』『○○だよねぇ』『あぶない!』『だめだよ!』と、お話の中に入り込んでしまいます。「あおくんときいろちゃん」等。 
 
りす組
絵を見なくても耳で聞いて頭の中で思い描くことが出来始めます
「もりのへなそうる」。そしてストーリーを楽しみお話で遊ぶ事を喜びます。「11ぴきのねこシリーズ」

ぞう組
自分たちの生活経験を重ねあわせて聞き、いろいろな事をその中で、その子なりに考え出します。思いを話し合うことが出来始めます。
「おさるのジョージシリーズ」「はじめてのキャンプ」「おばけなんてこわくない」。

いかがですか?お家でも子供達と絵本をたのしんでみてくださいね。

思い出の絵本

                     (O野:ぞう・たんぽぽ)

私の思い出の本は「からすのぱんやさん」「ジオジオのぱんやさん」「はじめてのおつかい」。美味しいパンの匂いがしてきそうな絵本です。そして「いやいやえん」。「こどものともシリーズ」。今では、私の読んでいた、もう茶色く色あせてしまった本を、何度も何度もぞう組の息子が楽しんでいます。
<ごふじょう>なんて今では使わないことばが出てきたり、『今時、買物かご下げておつかいに行ったり、100円でお釣りのくるパンやさんも少ないよなぁ』なんて思いながらも、これらの本は我家に代々伝わる絵本となるのです。 

☆ゆりかご文庫人気の絵本(一部紹介します。)☆

もこもこもこ
あそびましょう
がちゃがちゃどんどん
かばくん
えんやらりんごのき
おばけのてんぷら
ぐるんぱのようちえん
じごくのそうべい
からすのぱんやさん
ロボットカミイ

絵本の底ぢから こどもへのまなざし(大人の本で貸出の多いもの)

☆本のリクエストも受け付けています。図書委員まで声をかけてください


2000年 

去る11月24日(金)ゆりかご文庫開設記念研修会「絵本を楽しもう保育と子育て」がゆりかご保育園・幌北中央保育園主催,ゆりかご保育園父母の会共催で開催されましたので,その要旨をここにご紹介いたします。

・・・ ・・・ ・・・

とにかく,絵本が面白いというよりも子供が面白いことを言いたい。絵本の面白いと子供の面白いは融合しやすいのです。

ぞう組のある階に青紙が貼ってあり,たぶん通信だと思いますが,そこに明らかに違う紙で「まじょりん」からの手紙が貼ってありました。これはマイナーな文化だと思うんです。特定のところでしか感じられないもの,それが大切だと思うんです。

私の学童クラブには小学校の1年から高校3年までが通っています。そんなところどこを探してもないと思いますが。僕は小学校の6年で辞める(学童を)のはもったいないと思うんです。

保育園とは違いますが,今の小学生の友達は同級生が多いんです。だから,兄弟でもいなければ縦の関係を結べないんです。価値観が特定になってしまうんです。縦の関係ができると,鼻を垂らしている子を見るとホラホラと言って拭いたりするんですが,縦の関係のない子は「ホラホラ鼻垂らして拭きなさい」と言うだけなんです。縦の関係では,すごいということが大切なんです。何でもいいんですが,虫を口に入れたり,ミミズを耳に入れたり,そんな事でもいいんです。上の子は下の子から「××」と呼び捨てにされるだけで,上の子は自分で存在感(自分は必要とされているんだな)を得ることができるのです。

次は絵本の話しをしたいと思います。 「ぐりとぐら」のお話しを知っている人。(たくさんの人が手を挙げる)

これ知らない人というと挙げづらいんですよね。でも,皆さんは「ぐりとぐら」の事を良く知らない!地方の図書室に行くと「ぐりとぐら」は必ず貸し出しのナンバー3に入っているんです。ところで,ぐりとぐらはどう違うのかご存知ですか。ぐりは青い服ぐらは赤い服ですよね。

では,この(絵本ぐりとぐらの表紙をめっくて)白黒のどっちがぐりか。もちろん左の方ですよね。なぜか。ぐりの方の帽子は尖っているんです。

で,絵本は2種類あるんです,知ってますか。左開きと右開き。それで必ずと言っていいほど,左開きは横書きで右開きは縦書きなんです。知っているようで知らないと思いますが。左開きの場合,進行方向は必ず右なんです(絵本をめくりながら)。すごいでしょう。

それで,ぐりとぐらの人気の秘密は「2匹」であること。これ大切なことなんです。子供は肝試しで一人だと怖くて行けないけど,もう一人いれば怖いけど大丈夫と言えたりするんです。これ人間が大きくなるために必要なことだと思うんです。もしかしたら,ぐりとぐらは一人の人間なのかもしれません。二人でいると心強い。また,二人というのは,自分の本当の気持ちをぶつけ合って確かめ合える関係とも言えます。何かあってもどうにかなるさの関係―それが大切なのでは。

また,でてくるものがデカイ。また,歌がある。(リュックサックのところで)書いてあるもので本当にカステラができてしまう。絵本にはリアルさが必要なんです。蓋を開けたところが,子供たちにはすごくうまそうに見えるんです。そこに,それまでの過程が詰まっているので。

ですから,保育園の畑なんかで作った物−子供たちはその過程を知っているので,トマト嫌いな子がトマトを食べたり出来るんです。−卵カー,これ最大の仕掛けですよね。卵カーは右に行っている。この話しは続く。(右に行っているので)したがって,このお話しは,カステラが出来るところで○。また,卵カーのところで○だと思います。

これ,行って帰りし物語と同じだと思うんです。 冒険。おっかないけど行きたい−どうして子供たちは外に出たいのか。

谷川俊太郎の「ママです すきです すてきです」という本があります。 (朗読) これ本当に子供たち好きなんです。でも,大人は選ばないんです。なぜか。訳分からないんです。話しはしりとりになっているんですが。子供にも訳分からないと思うんです。でも分かるところあるんです。「ママです−好きです−すてきです」。ここが分かれば好きになれるんです。

「くだもの」(朗読) これ読むのすごく楽なんです。小学生に読んでも受けますよ。中学生や高校生は最初照れてますけど,読んでるうちにニヤニヤしてくるんです。

この本は,「さあどうぞ」というまでの間がいいんです。これは,自分のために剥いてくれている→楽しい。となるんです。

この中で面白いのは,生まれたての赤ちゃんは一人で生きていけないということ。身の回りを世話してくれている人がいて,生きていける。赤ちゃんは一人で何も出来ない。母はずっと抱っこしているわけではない。しかし,愛されているものがあれば,行って帰ってこれる。これ,絵本にも通じていると思うんです。外に行ける=帰ってくる所があるので行ける。そして,少しずつ遠くへ行けるようになるんです。ここで,帰ってくるところは母,母港なわけです。しかし今の母は港のくせに迎えに行ってしまうんですよね。いかがなものかと思いますが。

今の子供たちには時間が無いですね。クラブに来てもすぐに「先生今何時」って聞くんですよね。僕はこの通り時計を持っていないので「知らない」と言うんですが,そうすると「大人のくせに時計も持っていない何て…」と言うんですよね。でも,子供って時間を忘れて遊びますよね。それで,僕も子供の時間にはまると時間を忘れることがあるんです。

散歩に行っても大抵は時間までに帰ってこれるんですが,まれに猫の死体なんかを子供が見つけてしまって,スコップを取りに帰って,せがまれてお経を挙げたりなんかしてはっと気づいて帰ると,給食のおばさんに「何時だと思ってるの」何て叱られたりしますが。まあ,子供を遊ばせるときは時間をあげなくちゃいけないですね。

(以前いた鷹栖町の学童保育時代の散歩のことを話し) 当たり前に歩いていて楽しいことある−これ幼児期に体験できるのは幸せなことだと思います。

本の中(著書「これが絵本の底ぢから」)で一貫して書いたのは,子供たちがいろんな事を体験することが大切だと言うことなんです。 例えば,家に子供が二人いるんですが,中学生なので今は本を読んでとは言わないですが,以前はめんどくさいと思いながら本を読むのが好きだったので,読んでと言われれば読んでいたんです。それで,イチゴがあって,いくつ食べるということになって,兄ちゃんいくつだめだ,とケンカになるんです。そこで,「今日何曜日だ」と言ってやると弟はピンときて,「今日は×曜日だから×個」と。

これはご存じ「はらぺこ あおむし」を思い出しているんです。ここで,虚構と現実が結びつくんです。「まじょりんからの手紙」もそうだと思います。

(死体発見事件) (子供と散歩中の4月初旬に花咲運動公園で死体を発見,届け出て,谷地元さんが事情聴取を受けた等の経緯を説明)で,事情聴取を受けて帰ると,子供たちの興奮はピ−クに達していて,「あのおじさんはよう54歳でよう」と,勝手にイメージが膨らんだりしているわけです。

その日は,親が迎えにくる度にみんなで取り囲んで,「今日僕たちはあるものを発見しました。次のうちのどれでしょう。1.猫の死体,2.犬の死体,3.人間の死体」で親が「へ,2?」子供たち「ブー,人間の死体でした。」親「エー」てなぐあいなんです。新聞報道が「…第一発見者は,ほろほろ学童クラブの子供たちらで…」と出たもんですから,私はしばらく「ら−ちゃん」と呼ばれてました。

子供たちにとって,自分たちだけが知っている怖いことはとても楽しいことなんです。マイナーな世界を共有することが大切なんです。それ,絵本でできるんです。

 「ぼくのクレヨン」これすごいのは,読み終わると表紙に戻ってくるんです。それと,大きいということを表現するのがとてもうまいんです。読んでいるうちに,像が描いているものがすごく大きく感じられるんです。

「はんぶんたぬき」この本は恐るべし本です。この本は,開いた半分の所がキーで,1回目はちょうど真ん中から半分がタヌキなんですが,2回目はタヌキの部分が減って,3回目は見て分かるとおりタヌキの部分はほんの少しなんです。これ,3回繰り返しの手法なんです。必ず3回繰り返すんです。それで,3回目の繰り返しが一番ひどい状態。これが絵本文法なんです。

今の子供はちょっとした事で立ち上がれなくなります。物事をちゃんと出来ないと落ち込んでしまうんです。それを,「ははは,そんな事大したことない」と笑えないんです。 僕らは主役でないことが多いんです。脇役がいないと人生は成り立たない。人生は絵本に似ていると思う−次のページをめくる−そこに期待がある。

今,我々を含め,子供たちはやけにしゃべると思う。 言葉が無い時代。人々はどうしていたのか。どの様に意思を伝えていたのか。 ジャンデという太鼓の様な楽器の演奏を聴いて,僕はそれ言葉だと思いました。

谷川修太郎の詩で「はだか」というのがあり,その中にスイッチというのが出てきます。(詩の朗読) 我々の子供にかける言葉,一方的な言葉が多くありませんか。

(次に「たんぽぽ」という絵本を紹介してもらい,最後に「そのつもり」という絵本を紹介してもらいまいした。)  この本を読んで僕思うに−なぜ。 そのつもりになれる−これ難しいのかもしれません。 マイナーな物語を心の中に積み重ねることにより,そのつもりになれるのかもしれません。

時間ですので,この辺で終わりしたいと思います。ありがとうございました。

・・・ ・・・ ・・・

以上が,今回の研修会の講演要旨です。 この講演を聞いて,最後の「そのつもり」になれる自分があれば,何事にも負けないでいられるのかなあと思いましたが,それを子供たちにいかに気づかぬうちに身につけさせるのか,保育者,保護者とも考える価値はあるなあと思ったしだいです。 そのつもり,精神修養の賜でしょうか。とにかく色々やってみるのが良いかもしれませんね。


 

'00/12/11
発行:ゆりかご保育園図書委員

 今世紀も残すところあと3週間となりました。ゆりかご文庫には21世紀の子ども達に残したい絵本いっぱいです。家の中で過ごすことが多くなるこれからの季節、たくさんの絵本の思い出を持って、今世紀を締めくくりましょう。

 11月24日(金)、図書委員会が開かれ、以下のことについての話し合いと確認が行われました。

  1. 購入希望の本について  『おでかけのまえに』、『ばばばあちゃんシリーズ』は購入済み。 『ごんぎつね』はすでに文庫に。
  2. 返却された絵本について  返却された絵本とカードの整理が大変なので(特に休み明けの日に返却が多い)、返却した親自身に返却期日をカードに記入してから本を戻してもらってはどうだろうかという意見が父母会よりあったが、図書係が整理することで本の傷み具合をチェックしたいので、当面、今まで通りの形とする。  しかし今後、もっと良い方法があれば検討したい。

思い出の絵本

                     はと組 S根 母

 「絵本の思い出」といえば、若いお父さん、お母さん達は自分が幼いころに出会った絵本を思い出すのでしょうが、私達の年代ではそう簡単に買ってもらえるものではなかったように思います。

 大人になって、障害や発達に遅れがあるお子さん達と関わることになってから絵本のすばらしさを知りました。そんなことから子どもが生まれたら、できるだけテレビやビデオの影響を避け(今ではその誓いはほとんど守られてはいませんが)、たくさん良い絵本を読んで聞かせて育てようと思い、まだ何の反応も示さない2ヶ月ころから抱っこしては「松谷みよこさんのあかちゃん絵本シリーズ」などを読み聞かせて、母となった喜びをかみしめていたものでした。

 保育園に通うようになり何にでも興味を示すようになった10ヶ月ころ、つかまり立ちしながら、本棚から次々と絵本を引っ張りだしては床に散らかしていました。10ヶ月といえば、何でも引っ張り出す遊びが盛んなころ。またその遊びだろうと思って観察してみると、ただ引っ張り出した本を床に放っているのではなく、手にとった本が「あかちゃん絵本シリーズ」だとじっと見つめてから放り、そしてそれが『いないいないばあ』だと「あっ、あっ」と教えるのです。それからというものしばらくの間、「れいちゃんがね、ほらね、いない いない ばー」の遊びが繰り返され、自分一人でもページをめくってみようとするので、あっという間に本はぼろぼろになって、セロテープでの補修も間に合わなくなり、ついに同じ本を購入することに。

 今では毎晩数冊の絵本の読み聞かせをせがみ、すぐに暗記してしまい、母が読み間違えると鋭くチェックを入れる娘ですが、このころからの積み重ねがあって大の絵本好きになったのだなと思います。

☆ お願い☆

 最近、連絡ノートに文庫絵本を読んだ感想があまり見られなくなりました。どんな小さなことでもいいです。子ども達の様子を教えてください。


 

'00/10


「絵本で楽しもう
保育と子育て」

 講 師 : 谷地元 雄一さん
(旭川ほろほろ学童クラブ指導員)
「これが絵本の底ぢから!」(福音館書店)著者

日 時:2000年11月24日(金) 午後6時15分〜8時00分   
場 所:幌北ゆりかご保育園3Fホール          
入場無料・申込み不要・弁当販売有(予約要)

主催:幌北ゆりかご保育園
共催:同 保育園父母の会
Tel 746-3301,Fax 746-3304


 

'00/9/27
発行:ゆりかご保育園図書委員

 今年も暑かった夏が終わり、いよいよ秋。保育園では運動会が終わったと思ったらすぐにバザーと行事が続きますが、秋といえばなんといっても『読書の秋』ですね。

 「ゆりかご文庫」で、親子で楽しい秋の夜のひとときを過ごしてくださいね。

 さて、去る9月1日、図書委員会構成メンバー(K田先生、I塚先生、さくらんぼ・はとK一母、はとS根母の4名)による図書委員会が開かれました。そこで文庫を利用するにあたって、次の2点をお願いすることになりました。

  1. どの本も大変な人気で、借りるのを待っている子どもがたくさんいます。一人につき1冊の貸し出しを守り、返却してから次の本を借りましょう。
  2. 大人が本の出し入れを行ってください。危険なので子どもが飾り棚に上ることはやめましょう。

思い出の絵本

 「保育士のお仕事」と絵本は切ってもきれない関係ですね。先生がたは特にどの絵本に深い思い入れをもっているのでしょう? 今回はK田先生に『ひとまねこざるシリーズ』(岩波子どもの本)について語っていただきました。

 しょうじはかわいい小猿ですが、とても知りたりがり屋で、何でもやってみて失敗する。それでもやってしまう小猿です。まさしく子どもの気持ちとぴったりです。

 読んでいると子ども達の目がキラキラと輝いてきて口をポカンと開けて見入っています。まるで 「そんなことやっていいのかな、ああやってしまった、やったー」と心の中で叫んでいるようです。

 しょうじは黄色い帽子のおじさんに連れられてアフリカから日本にやってきましたが、動物園に入れられてしまいます。その動物園から逃げ出して黄色い帽子のおじさんを捜しての旅が始まりました。知りたがり屋のじょうじは色々な出会いをして、色々な失敗をして、みんなにユーモアと元気(勇気)を与えてくれます。

 始めに「ひとまねこざるときいろいぼうしのおじさん」を読んでから「ひとまねこざる」を読むとストリーがみえてきます。4〜5才以上なら楽しさがもっとわかるかな。

 みんなの大好きなこざるのしょうじのお話です。

情報コーナー

  保育園にあるような絵本が揃っているお店を知りたい、と思っている皆様におすすめの本屋さんです。

 北区北37条西6丁目にある「ろばのこ」には、楽しい絵本のほか、木のおもちゃもたくさんあります。

 他にも、良いお店を知っている方、教えてくださいね。

◇本のリクエストも受けつけています。近日中に書棚近くに貼り紙をしますので、希望の本がありましたら、書きこんでください。


 

'00/7/14
発行:ゆりかご保育園図書委員

ゆりかご文庫オープン!

 67冊の絵本などで6月19日(月)にスタートして以来、常時20冊以上の貸し出しがあり、多いときには3分の1ほどの本しか本棚には残っていないほどの大盛況です。

◇利用している父母からの声を紹介し ます。

日、本を1冊ずつ借りて帰っています。借りる、返すシステムも理解したようで、毎日楽しみにしています。

曜日は、『モモちゃんとアカネちゃん』という長編を借りた。読んだ、読んだ、読みまくった母…。

りかご文庫から『にんじんとだいこん』を借りてきました。(中略) 身近で本を借りられて、とてもうれしいです。

本『おばけのてんぷら』を「かりたよ〜」といって見せてくれました。「明日かえしたくない。もっと読んでほしい」と言うので、 2・3日は大丈夫と言うと、安心していました。家でも絵本はよく読みますが、保育園で好きなものを選んで借りるという行動がとてもいいみたいです。

おすすめ絵本コーナー

 さくらんぼ、たんぽぽ組さんにおすすめの絵本を先生がたに選んでいただきました。

もうねんね
いないいないばあ
のせてのせて
きゅっ、きゅっ、きゅっ
ねないこ だれだ
こんにちは

 すべて文庫に揃っています。まだ読んだことのないお父さん、お母さんは本棚を覗いて見てくださいね。

 子どもたちや父母の皆様の豊かな読書ライフをお手伝いできるよう、図書委員一同がんばりますので、よろしくお願いします。

◇本のリクエストがありましたら、図書委員か父母会役員に声をかけてください。


『ゆりかご文庫ニュース』

 
クリック

'00/6/19
発行:ゆりかご保育園図書委員

いよいよ『ゆりかご文庫』がスタートします

 これは掲示でもお知らせしたとおり,『子供たちが大好きな絵本を,自由に借りることができるシステムがあるといいね』ということで,運営協議会で話し合われたのがきっかけとなり,今回スタートとなりました。

 『ゆりかご文庫』は保育園と父母の会が共同して実施するもので,実際の運営は,職員と父母の会から2名ずつ選出された図書委員が中心となって行われます。

 スタート時の絵本購入資金は,98年度の熱かんパーティー売上など,これまで園に寄せられた寄付金などがあてられています。今後の運営資金(絵本の補充購入など)をどうするかという問題はありますが,『まずはスタートしましょう』ということになりました。

 取りそろえる絵本は,保育の中で読まれているものをはじめ,ゆりかご保育園の先生がおすすめする絵本が厳選されています。最低限のルールを守っていただき,自由にご利用ください。

『ゆりかご文庫』の利用方法について

【かりるとき】

  1. 本棚の中から借りたい絵本を見つける。 (絵本は,あひる組以上を対象とした推薦絵本として いますが,たんぽぽ・さくらんぼも利用は自由です)
  2. 絵本の裏表紙についている『貸出カード』をぬく。 (貸出カードの見本は右記(原寸大)のとおり)(管理人注:カードは略)
  3. 『貸出カード』に「くみ」,「(こどもの)なまえ」, 「かした日(=かりた日)」,「かえす日」を記入する。 (かえす日は,かりる段階でのかえす予定の日になり ますが,常識の範囲内(3〜5日くらいでしょう)で, 記入してください)
  4. 記入した『貸出カード』を『貸出カード入れポスト』 に投函する。

【かえすとき】

  1. かえす絵本を『絵本返却箱』に入れる。
  • 返却された絵本は,図書委員がチェックして,再び『貸出カード』を入れて,本棚にもどしますので,まだ『絵本返却箱』にある絵本を借りていくのはご遠慮ください。


『ゆりかご文庫』 6月にオープン
 
'00/4/24

ゆりかご保育園では,6月からを目標に,貸し出し文庫をはじめます。

 これは,子供たちが大好きな絵本のうち,ゆりかご保育園の先生が特にお勧めする絵本をリストアップした上で買い揃え,自由に借りることができるシステムです。

 絵本の購入資金・ゆりかご文庫の運営資金は,おやじの会主催の「熱燗パーティー」の売上げをはじめ,これまで園に寄付された,貴重な寄付金があてられます。
(最初,文庫の名前は「あつかん文庫」という案もありましたが,矢島園長の「ちょっと匂いそうな名前だね」の一言で却下されました)

 「ゆりかご文庫」の運営は,職員・父母の会役員から各2名ずつ選出された図書委員(小学校みたいだね!)が中心になって行ないます。

 貸し出し方法などについては,後日「ゆりかご文庫ニュース」を発行して,皆さんにお知らせしますのでよろしくお願いします。

図書委員:職員2名、父母の会担当2名

『ゆりかご文庫』 絵本寄贈のお願い

 ゆりかご文庫オープンにあたり,ゆりかご保育園の先生が特にお勧めする絵本をリストアップいたしました。

 このうち,ご家庭にその絵本があって,もし「もううちは子供も大きくなって,その本は読まないなあ」という絵本がありましたら,ご寄贈をいただき,その後その他の絵本を順番に購入していきたいと考えています。

 申し訳ありませんが,ご寄贈いただける方は,下記の記入方法に従い,5月10日(水)までにご記入をいただき,事務室に設置します「ゆりかご文庫寄贈絵本箱」に絵本を入れてくださるようお願いします。

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記入方法
(例1)
本のタイトルが黒字のものは単発ものです。名前をご記入ください。
おおきなかぶ
金川,

石塚
よい絵本は何冊あっても良いので複数のご寄贈大歓迎です!

(例2)本のタイトルが赤字のものはシリーズものです。名前と寄贈いただける本のタイトルをご記入ください。
ぐりとぐらシリーズ 杉村(ぐりとぐらのかいすいよく)

(以上は、園内の掲示ポスターへの記入方法です。)
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 以下の絵本は2階のクラスの先生からのおすすめの本ですが,ご利用は1階のクラスも可能です。1階の先生おすすめの本は,従来どおり1階各クラスでの貸し出しを考えています。

ぞう・りす組のおすすめの絵本
11ぴきのネコシリーズ  
しろいうさぎとくろいうさぎ  
ダンプえんちょうやっつけた  
スーホーの白い馬  
モチモチの木  
じごくのそうべい  
そうべいごくらくへいく  
ねずみくんシリーズ  
おしいれのぼうけん  
ひさの星  
かわいそうなぞう  
おたまじゃくし101ちゃん  
スイミー  
エルマーのぼうけん  
かいぞくポケットシリーズ  
ひとまねこざるシリーズ  
どろんこハリー  
あさえとちいさいいもうと  

はと組のおすすめの絵本
きょだいなきょだいな  
せなけいこ・おばけえほんシリーズ  
あかちゃのむかしむかし  
きつねとたぬきのばけくらべ  
にんじんさんがあかいわけ  
やまんじいとたろう  
おばけのてんぷら  
めがねうさぎ  
ばばばあちゃんシリーズ  
あかたろうシリーズ  
こんとあき  
コッコさんシリーズ  
あおくんときいろちゃん  
おおかみと七匹のやぎ  
てぶくろ  
ぐりとぐらシリーズ  
にんじんさんごぼうさん大根さん  
はらぺこあおむし  

あひる組のおすすめの絵本
こぐまちゃんシリーズ  
おおきなかぶ  
わたしのワンピース  
3匹のやぎのガラガラドン  
はけたよ,はけたよ  
ぞうくんのクレヨン  
いたいいたいはとんでゆけ  
ぞうくんのさんぽ  
おさんぽおさんぽ  
どろんこどろんこ  
おおさむこさむ  
はなをくんくん  
ちいちゃんと三輪車  
カバくん  
がちゃがちゃどんどん  
いぬがいっぱい  
ねこがいっぱい  
えんやらりんごの木  
ももちゃんのおばけやさん  

 本のタイトルが若干間違っているものもあるかもしれませんが,ご了承ください。
 作者名・出版社名は省略していますので,ご不明の点はお近くの先生に聞いてください。
 その他,ご質問などは図書委員までよろしくお願いします。

図書委員:職員2名、父母の会担当2名