ゆりかご 園だより
2000年度分

 毎月はじめに発行している「ゆりかご園だより」には,コラム欄と今月の予定などの欄があります。
 その中から矢島園長が書かれているコラムを毎月掲載します。


「こどものテンポ,大人のテンポ」
'01年03月

 今回,りす組(3〜4才児)のこんだん会に出ました. 子どもが言うことをきいてくれなくてイライラするという親の話をきいているとその気持がじんと伝わってきます.

 昔々,(35〜6年も前)私もそうだったな〜と,あんまりえらそうなことも言えません. しかし,子どもと60才も年の差がでてくると,私自身が子どもがえりをしているのでしょう. 子どもの気持も伝わってくるのです. 「早く,早く!!」とせかされても,なんでせかされるのか「わたしこの本見ていたいの」と大人のせかしも耳に入りません. でも大人側はここで早くしてもらわないと次なる予定が狂ってしまいます. 大人のせかしは次なる見通しがちゃんとついてのことです. ここに先の見通しのない子どものテンポと見通のつく大人のテンポが大きくズレてしまうのです.

 今年,ぞう組の子ども20名が卒園します. この子どもたちには「小学校にいく」見通しがドンと入ってきました. 様子を見ていると,時計の長いハリが2までに〜することになってるんだよ. 6までに〜しておかないと〜できないよ. と子どもたち同士で声をかけ合っています. 給食の食器をかたずけたり,小さいクラスのひるねのふとんを敷きにいったり,自分たちの部屋のそうじをしたり,「見通し」がつくと子どものテンポがこうも違ってくるのかと感心します.

 でも,こんなこともあるのです. 夕方帰えりがけ,子どもの腹時計は限界. おなかがすいて,早く家に帰えりたくてムズムズしています. でも,おかあさんの方は全く,おなかがすいておられない様子. 子どもの気持もそっちらけで,ゆったりとしておられます. テンポが逆転することもあるのです. 「おとなってかってだな〜,わたしのいうことちっともきいてくれない」子どもたちの声なき声が聞こえてくるようです.

 

「こだわりからだっぴ」
'01年02月

 生後9〜10ヶ月頃になると大好きな人へのこだわりがでてきます。 はじめての人、時々あう人には人見知りで泣き出す子もいます。

 とことん「人」にこだわり、そこからだっぴした1才の子どもたちは、今、盛んに「モ ノ」にこだわっています。 こだわりが「人」から「モノ」に移ったんですね。 1本しかない布ひもをめぐって、たくさんある絵本の中の1冊、いっぱいある木の車の 中の1台をめぐって、はげしく「これは自分の・・・・」「いや、ちがう ボクの だ・・・・」とこだわりとこだわりがぶつかります。 取り合い、たたき合い、ひっかき合いがはじまりますが、この時期に「大好きな人」と 同じように「大好きなモノ」にとことんこだわってほしいと思います。 すっきりだっぴ≠キるための成長に欠かせない大事なプロセスと考えたいのです。

  これが5才をすぎて、大人になってもひきずっていくようであれば、わがまま≠ニ見 られてしまいますが。

 保育園では2〜4才の時期に、「○○ちゃんこれ、ほしかったのね、でもね、これ、 □□ちゃんが先に持ってたの、ホラ、泣いてるよ」と自分の気持を受けとめてもらいながら、自分以外の人の思いに目を向けていけるような体験をいっぱい重ねています。

 時々、大人になってからも1才児の頃の気持にもどることもあります。 でも「いやいやこのままでは、大好きな人、まわりの人からきらわれてしまうな」と、 自分の心の中に語りかけてくれる「もう一人の自分」がいてくれて、こだわりからだっ ぴできるのでしょう。

  上記の2〜4才の体験を経て形成される「もう一人の自分=社会的自我」がこだわりか らのだっぴのカギを握っているようですね。

 

「20世紀から"だっぴ"できるか」
'01年01月

 いよいよ21世紀のはじまりです。20世紀はどんな時代だったのか、昨年1年いろんな方々から話をききました。科学技術の進歩(大量殺人兵器、スピード化の競い合い、経済成長など)の世紀だったとする意見が大半を占めていました。 そして、こぞって飛びついた便利な文化生活(機械化)とひきかえに、大気汚染、公害問題をひきおこしたり、家族関係、人間関係が希薄になったと言われてきました。

  しかし、過去100年をなげいてばかりいても先が見えてきません。先が見えないところに次々と不可解な事件が続いているのだと思います。

  自分のいのちも人のいのちも大事にし、自分にも人にも思いやりのあるやさしい気持が持てる ─ そんな人たちの中で、ホッと心が休まるような居場所づくりをどんな小さなところからでも始めていけたらと思います。

  年賀状に
「人のことをあまり気にしないで生きたい」
「バタバタせわしくしないでのんびりと過ごしたい」
「言いたいことだけバーっとしゃべりまくっていたけど、人(子ども)の話や思いをじっくり聴いて、相手の気持がわかるようになりたい」とありました。

私も同じ思いです。 自分でできる小さなことから、人間回復の21世紀へと本当の意味の「だっぴ」ができたらいいな〜と夢を見ています。

 

「自己中心から相手を考えられるやさしさへ」
'00年12月

 いま、「ジコチュー」という言葉をよく耳にします。 「あの人はジコチューだからね」「あんなジコチューの人いないよな」などと。 これはもちろん、子ども同士のことではなくて、大人同士のつきあいの中での会話です。 これ程「自己中心的な大人の存在」が「ジコチュー」という言葉で出てくるのは頭の中は自分のことでいっぱいで、相手のことが考えられない大人が多くなったということかもしれません。

 先日、保育実習(13〜25日)に入ったRさんは実習の最終日に次のような「感想文」を書き残しておられます。

 『4日目からは5才児のお部屋に入りました。 5才児ともなると着がえや食事の用意、ふとんの用意や掃除など身のまわりのことが時間を見ながら行動できていました。 そして一番心に残っていることは・・・・先生が投げかけた疑問というかどうすればよくなるかという話し合いにみんな一生懸命考えていて、そして1人1人が意見を持てて、発表することができるという事はとてもすごい事だと思いました。 その他何か物をつくると、小さい組の子に見せに行こうと自然に出てきたこともすごい事だと思います。 私の中の子どもは自分が使っているものや楽しいものは1人じめしたいという子が多いと感じていましたが、ゆりかご保育園では大体の子が小さい子のことも考えられる心の優しい子がたくさんいるんだなあと思いました。 ・・・・先生方の優しさが子どもたちにも伝わっているのかなと感じました。』 (太字は矢島)

 大なり、小なり私たちみんなが自己中心的な存在です。 しかしまわりと気持よく生きていくには相手のことを考えるやさしさを身につけなければと幼児期〜大人になるまでに家族、友だち、近所の大人たちの中で学んでいくのでしょう。 そうなっていくためには、一人一人がすっきりと自分を出せる場も必要だと思います。 保育園、家庭、学校、地域の中で。


「ホッとな関係,ぶつかる関係から学ぶ」
'00年11月

 8月に入園してきたたんぽぽ組のAちゃんが事情があって退園することにな りました.

  10月終りの10日程は休んでいたのですが,きのうはいよいよ最後の日,お別れに 来てくれました. Aちゃんは玄関に入ってくるなり「タダイマー」といってクツをぬぎ,たん ぽぽ組の部屋を通ってホールに行きました.

  そこには休んでいたAちゃんをずーっと待っていた友だちがまわりに寄って きました.NちゃんとAちゃんはしばらく抱き合っています. 2カ月足らずの交流でこんなにも深いきずなができるものかと2才になったばかり の子どもたちの姿に胸があつくなりました.

  しかし,このようなホッとな関係が一変してすさまじいあらそい,はげしいぶつ かり合いになることがあります. 年令もすすんでくるとそれを見守る子どもたちも真剣です. どうなることかとハラハラさせられます.

  保育園ではこのホッとな関係とはげしいぶつかり合いの関係を肌で体験します. 横で見ていて体験します. この中で,すきだ,きらいだ,いいよ,いやだなど様々な感情を身につけ,表現 のしかたも学んでいくのでしょう. 自分の思いを人に伝えることのむずかしさも学びます. 自分の思いがすんなり通らない相手がいることを学びます. ぶつかった後でホッとな関係が生まれることも学びます.

  私自身,子どもたちと一緒にいることで,たくさんの親たちとかかわる中で「関 係づくり」を少しずつ学んでいるような気がします. でもしっかり身につけるのはむずかしいことですね.


「話し合いをベースに」
'00年10月

 "産休明け"の認可保育園が皆無だった32年前、「ゆりかご」は共同保育所としてスタートしました。生まれて間もない子を親と保育者が共に育てるために、その運営も両者の話し合いがベースでした。保育料や保育者の賃金をめぐって深夜まで議論が交わされました。

 27年前の10月1日、「ゆりかご」は認可保育園として生まれ変わりました。現園舎は当時5千人を越える方たちのご支援(5円〜20万円の寄付)によって建てられました。建設資金の借金返済も、その後の保育室改築のための借金返済も、26年間、バザーでご協力いただいた親たち、保育者たちに支えられてきました。

 形は無認可から認可に変わっても共同保育所の頃の精神を受け継ぎ、親たち、保育者たちの代表が運営協議会をつくって、保育や運営についての話し合いを続けて今日に至っています。

 卒園児のあるおかあさんは、「ゆりかごのどこがいいのかさっぱりわからなかったけど、親同士、とにかくよく話し合えたのがよかった」と語っておられます。

 自分の思いを語る、相手の話もいっぱい聴く。意見の違いはあっても、認め合える、分かり合える関係づくりをしてきたように思います。しかし、最近、残念なことに「話し合いにならない一方的な自己主張」を大人たちの関係の中で感じます。

 「ねえ、わたしのはなしきいて、きいて」と2〜3才の頃にまわりの大人たちはそのこの「きいて、きいて」の気持を受けとめてこなかったのかも知れません。

 「一方的な自己主張」から「話し合い」の関係へと育ち合うために今、本気で、大人の自己主張」とかかわっていきたいと思います。「自己中心」を引きずらないために…。親が自己中心的だとその子はどうしたらいいのでしょう。

 時代はいかに移り変わっても人と人がつながってしあわせに生きる(自分も、相手も)、そのベースはやはり「話し合い」ではないだろうかと考えています。みなさんはいかがお考えでしょうか。


「からだ動かすのだーいすき」
'00年9月

 子どもはとにかくからだをコロコロと動かしているのが大好きです。 「どうしてじっとできないの?」といくら注意されても動きまわるのが大好きです。 (自分で少しブレーキをかけられるようになる3〜4才頃まで)
1才をすぎて走りまわれるのが楽しくてたまらないのでしょう。
「子どもは動きまわることで内臓の機能を高めてるのよ」とどこかで聞いたことがあります。

 そんな子どもがテコでも動かなくなる時があります。
  1) はげしく運動しすぎたり、おなかがすきすぎたり、うごくエネルギーがなくなってしまった時、
  2) 心のブレーキがかかってしまった時です。

 1) の場合は静かにゆっくり休んで、食事をするとうごく力が回復します。

 2) は少しめんどうです。
運動は誰の目からもその姿が見え、「上手か下手か」「早いか遅いか」がわかります。 それを気にし始める年令、4才頃からプライドが出てくるので、運動会前は出来栄えよりは子どもの心の動きを保護者も親も見ていきたいと思います。
他の子と比べるのではなく、その子その子の持っている力を気持よく、楽しんで出しきれるよう工夫し、応援していきたいですね。


「『夏まつり』ごくろうさま」
'00年8月

 みなさんの熱気で、雨模様をふきとばし、盛況のうち、無事終えることができました。

  準備から後始末まで分担してかかわって下さったみなさん、ごくろうさまでした。 特にテントの下で、サウナのように汗を流しながらタコ焼、やき鳥等を焼いて下さった方々は大変だったと思います。 

 この夏まつりを楽しみに年々、卒園児の親子がたくさん参加して下さっています。 卒園児たちと年に1度会うことができ、親共々、子どもたちの成長を喜び合えることは嬉しいことです。 子どもたちの入園したばかりのさくらんぼ組だった頃の姿が、つい、この間のように思い出されます。 この子どもたちが成人するまでに様々なハードルを越えることでしょう。 迷いがあったり、つらくなったり・・・。 そんな時に、小さい頃の保育園にふらりと立ち寄ってみたくなるような、ホッとできる保育園でありたいな〜と2週間前の夏まつりのにぎわいを思い返しています。

 27日の夏まつり実行委員会でいくつかの反省点がでています。 ニュースでごらん下さい。 「券が残っているのに売り切れて、買う物がなかったよ」「小さい子どもの保育の方も考えて・・・」などのみなさまからの声をお待ちします。 今後、ますます楽しい夏まつりになりますように。

  夏まつりの純利益は227,383円でした。 全国保育合同研究集会(4・5・6日)には父母代表と職員代表の2名が参加します。 猛暑の折どうぞ、身体に気をつけて行ってきて下さい。


「ねぇねぇ わたしの気持ちきいて〜」
'00年7月

 子どもにとって、自分の気持をいま、一番きいてもらいたい人はおかーさんだったり、おとーさん、せんせいだったりします。 でも一番きいてもらいたい人が忙しかったり、他のことで頭がいっぱいだったり するとなかなかきいてもらえません。

 「ちいさいなかま」8月号では《話したい気持ち》を特集に組んでいます。
 忙しく夕食のしたくをしている横で「ねぇねぇきいてきいて」と話しかけてくる子ども。 夜、布団に入ってから、保育園のできごとを話しかけてくる子ども。 ゆっくりと心の中を聞いてあげたいなと思いつゝ...つい、「ちょっと待っ て」「静かにして」「早くねなさい」と言ってしまうおかあさんの姿が目に見えるように読者の声として描かれています。

 きく側にいる私が子どもの気持より先に自分の気持を口走ってしまって、家族から注意を受けることがよくありました。

 子どもがたどたどしく語っているのがもどかしくなって「あ〜でしょ、こ〜でし ょ」と口をはさんだために子どもの本当の気持をききもらしてしまった失敗もいっぱいしてきました。

 子どもの気持でない方向を親が勝手につくってしまっている場合もあるのです。 気持と気持がかみ合わないまま過ぎてしまいます。

 先程の特集の中にこんな文がのっていました。

 『4才4ヶ月で保育園に入園したてのころ、はじめての集団生活のようすが知りたくてならなかったけど、“息子にあれこれ聞かんとこ”と、ずーっとガマンした。 せっかちな私にしてはめずらしいこと。すると環境に慣れたかなと思うころから、息子のほうから、積極的に話してくれ るようになった。それまで、ふだんおしゃべりな息子だっただけに、この変化は印象的だった。子どもにとって話したい内容が濃いものであるほど、それをことばに表すのは時 間がかかると思った』と。

 せっかちに子どもの気持を先どりしないでじーっと待っているおかーさんの姿に心が動きました。 子どもの「ことば」にだけでなく、子どもの気持にじーっと心を傾けているおかーさんの姿から人と人とがかかわっていくための大事なことを学んだような気が します。


「人とかかわっていく力」
'00年6月

  今朝、保育園へ来る途中、信号で車を止めたら、真横の看板の文字が目に飛び込んできました。
「根は深いところを知っている ずっと昔小さい種であったことを」と書いてあったのです。

  車を走らせてから考えました。これを書いて貼った人はきっと最近、次々と起きるショッキングな事件を示唆して下さっているのかと。

 当園では数年前から「人とのかかわりの中で心豊かに育ち合おう」と保育目標をかかげ、産休あけの赤ちゃんから人とかかわっていく力がどう育っていき、そのかかわりの中で心が育っていくことをねらっています。

  その心とは自分の思いをいっぱい出しながら、やがて、相手のことをおもいやり、相手の気持がわかるやさしさのことを私たちはその一つに描いています。 人間関係をきずくキーポイントになるだろうと思うからです。

 でも、自分のことで頭も心もいっぱいの時は相手のことなんて心が向かないものです。

  あなたは私にとって大事な大事なひとなのよと自分のことを心にかけてくれるひとがいてはじめて、自分の心が満たされ、相手にも心を向けていけるのではないでしょうか。

 乳幼児期・児童期にどんな人(親も含め)と出会ったかで「自分」がつくられていきます。

 「人をいじめたい、傷つけたい、殺したい」その心の種はいつどこでまかれるのか子どもとかかわるすべての人たちと考え合いたい問題です。

『ゆりかご文庫』オープンするよ〜。

「うちの子、かじった?かじられた?」
'00年5月
 保育園に入れたのはいいけれど、自分の子が困ったことをしていないか、されていないかと案じておられませんか?

 その困ったことの一つに“友だちをかじる”ということがあります。1才〜3才頃までのクラスに多いのです。止めるヒマなく、アッという間の出来事です。「○○ちゃん、痛いよね?、ホラ、○○ちゃん痛いってあんなに泣いてるよ。」の声がきこえます。かじられた子は大泣きしているし、かじった子は気がすんだといった顔をしています。

 クラスの中で親を含め、よくよくこのことを話し合っていないと、親同士の関係も“かじる、かじられる…。いつも…”の関係になってしまいます。

 0才児の後半から1才児の子どもたちは遊びの中でやりとりあそびを楽しみ、大人や友だちとあげたりもらったりしながら少しずつ心を通わせていきます。また、簡単なことばあそびや会話で受け答えの楽しみを覚え、ことばでのやりとりに心をおどらせます。

 しかし、1才〜3才にかけては自分の思いが大きくふくらんでいく時期でもありますので、その思いを言葉で相手に伝える術がまだ十分にそなわっていない時に、いらいらして、かじる、たたく、ひっぱる、押っつけるなどの行為になってしまうのでしょう。

 「○○ちゃんダメよ!!」ダケではこの状態から脱出できません。その子のふくらんだ思いを具体的にどのように受けとめ、言葉をそえながらその子の言葉として引き出し、気持ちをすっきりしてあげられるのか。この時期の子どもの保育・育児の大きな課題でもあります。

 保育園と親、親同士の関係が気まずくなる前に、一緒に考えたい問題です。

「こころ安まる生活づくりから」
'00年4月
 新入園児21名、ゆりかご初めての13家庭を迎えて新年度スタートします。

 中には引っ越したばかりの方もおられます。新しい家、保育園に慣れるまで親子共々落ち着かないことでしょう。

 また、在園児も新しいクラスが始まったばかりです。新しいともだち、せんせい、部屋になれるまで落ち着かないことでしょう。

 できるだけ早く保育園での生活が親子共々、心安まる場になるようにつとめたいと思います。

 あわただしい時期ですが、ご家庭でもお子さんが心安まる生活づくりからはじめていただきたいと思います。

  4月1日1階と3階で入園式をすませました。記念写真ができています。新しい顔と名前を覚えて声をかけ合ってください。