VOL.1
「子どもの歯の外傷について」98/12
はい、遠ちゃんです。
このたび、ホームページ管理者の方々のご配慮でこのコーナーを担当させていただくことになりました。
トントン拍子に話が進みましたが、準備の方はトントンにはほど遠いため、99年1月からみなさんに「知ってためになる・読んで納得する」話題を、月代わりで提供する予定です。
それからみなさんが日常遭遇する歯に関するトラブルやご質問にもすぐさま回答します。
ちなみにおそらく一番多いのは転倒して上の前歯をぶっつけて、ぐらぐらしている・あるいは欠けてしまった・抜け落ちた、と言うケースでしょう。
ぐらぐらしている場合はすぐさま歯科医院へいって左右の歯と接着する材料で固定してもらって下さい。神経が死んでしまう場合もありますが、たいてい元のように固定されます。
欠けてしまった場合はわずかなら歯と同じ色をした材料で修復しますが、神経が出てるくらいだと大変痛いので神経をとります。
抜けてしまった場合もあきらめないで!
すぐ牛乳の中に入れてもってきて下さい。元に戻せます、そして固定をしてしばらくするとちゃんとくっつきます。生体の復元力は素晴らしいですね!
あと口の中の出血は唾によって何倍にも多く見えますのでびっくりしますが、大人で歯を抜いて相当出血しているように見えてもおちょこ一杯くらいです。400cc献血してもふらっともしない私ですが、それに較べれば微々たるもんです。
子供の場合もガーゼやティッシュで押さえていればすぐ止まりますよ。
今回はご挨拶代わりに子供の写真を載せました。
子供が親にくれる贈り物は寝顔に笑顔。やはり笑顔に白い歯は欠かせませんね。 |