98/4〜99/3
98/5月1日 父母の会総会のお知らせ |
ゆりかご保育園父母の会は「保育内容・保育条件の向上」「明るく民主的な運営」「会員相互の親睦」を図ることを目的に,保育園の運営協議会への参加,学習会の実施,各種レクリエーションの企画など,様々な取り組みを行っていますが,これはすべて毎年5月に実施する父母の会総会に提案し,父母の総意として確認され,実施されているものです。
ついては,今年度の総会を下記のとおり開催しますので,皆さまお忙しいとは思いますが,総会は父母の会会則第8条により,会員の2分の1の出席がなければ成立しないことになっていますので,忘れずに出席願います。
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98/5月11日 父母の会総会の開催について |
平成10年5月1日付け文書でご連絡したとおり,5月14日(木)に総会を開催いたします。この総会は全家庭の2分の1以上(46家庭)が出席しなければ成立せず,再度開催しなければなりません。ついては,なにかとお忙しいとは思いますが,必ず出席されるようお願いいたします。
なお,別添のとおり総会資料をお渡ししますので,ご一読のうえ,当日ご持参くださるよう併せてお願いいたします。
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98/6月 「父母の会ニュース」NO. 1より <一部掲載> |
5月 14 日(木)に保育園3階ホールにおいて,第 26 回父母の会総会が行われました。なかなか総会成立に必要な過半数の父母出席にならず,ハラハラしましたが,総会後半になりようやく過半数に達し,無事に 97 年度活動報告,98 年度活動方針案等が,決算・予算案と共に承認されました。
6月14 日(日)に北大グラウンドで,父母の会主催のソフトボール大会が行われます。一階に掲示がありますので,ふるって参加ください。詳しい内容を知りたい方は,お近くの父母の会役員まで気軽に声をかけてください。
本年度の名簿を,作成中です。現在,各クラスでチェック作業をお願い中ですので,ご協力をお願いします。
今年のバザーの売り上げ目標額は 50 万円です。園の補修・整備のため札幌市から借金した 300 万円の返済などに使われます。前日の準備も含めて,たくさんの家庭のご協力が必要ですので,よろしくお願いします。
今年度は父母の会主催の学習会も充実させたいと考えています。6月に各クラスで行われるクラス懇談会で,父母の役員会からアンケートのお願いがありますので,ご協力をお願いします。
子育ての必需品,「ちいさいなかま」を皆で購読しましょう。この購入費用の一部は,よりよい保育をめざし活動しており,慢性的な赤字に悩む,札幌保育連絡会(保育連)の活動費にあてられています。
またこの本の購入費用のうち,一冊につき 20 円が還付され,そのうち 10 円は保育連の収益となり,10 円は保育園に還元されています。この使い道について,6月4日に開かれた父母の会役員会で話し合われた結果,「ちいさいなかま,の購読者を増やすために使おう!」と決まりました。よろしくお願いします。
今年の全国合研(第 30 会全国保育団体合同研究集会)は,8月8日〜10 日に長野県長野市のビッグハット(オリンピックが行われた会場だよ!)で行われます。今年も保母1名,父母1名を派遣する予定です。
保育問題に関心のある方,とにかく元気になりたい人,実家が近いので里帰りのついでに行きたい人など,動機は関係ありません。是非「行きたい」という方を募集しています。お近くの父母の会の役員まで声をかけて下さい。
会長:1名,副会長:3名,運営協議会:5名,会計:2名,バザー:1名,延長保育:2名,文化・レク:2名,おやじの会:1名,学習・ちいさいなかま:4名,アレルギーの会:2名,夏まつり:1名,保育連:3名,署名:1名,ニュース:2名,全道保育合研事務局:1名。
98/6月 『学習会に関するアンケート調査のお願い』 |
毎年2回程度開催されている「学習会」ですが,最近,参加していただける父母が少なくなってきているのが現状です。先日開催された父母の会でも,できるだけ参加しやすい,参加したくなるような「学習会」を開催すべく種々意見交換をしたところです。
そこで,今年度は父母の会会員の皆様にアンケートにお答えいただき,その結果を踏まえ,より充実した「学習会」を開催したいと考えております。皆様の自由な意見をお寄せ下さいますよう協力願います。
なお,記入済みのアンケート回答用紙は,保育園1Fに「アンケート回収箱」を設置いたしますので,6月末日までに投函願います。
アンケート 1.開催回数について
- 年1回でよい
- 年2回でよい
- もっと開催して欲しい
- その他
2.開催日について
- 平日に開催して欲しい
- 土曜日に開催して欲しい
- 日曜日に開催して欲しい
3.開催時間について
- 17:30 から
- 18:00 から
- 18:30 から
- その他
4.テーマについて
別紙の「過去の学習会」を参考に自由な意見をお寄せ下さい。
5.その他
その他「学習会」に関し,何か意見・要望等ありましたら記入願います。
別紙:
「過去の学習会」
1年 7月:「食生活を考える」 講師:勤医協病院 福山先生 1年10月:「園児の健康について」 講師:勤医協病院 渡辺先生 2年 2月:「人間の未来への確信と子育て」 講師:広木先生 2年11月:「学習障害児とは」 講師:札幌医科大学衛生短大 2年12月:「アレルギーを各分野から考える」 保育園主催 3年 2月:「親の悩みにどう答えるか」 講師:北海道大学教育学部 古塚先生 3年 1月:「アレルギーだけでなく子どもたちの生活リズム - その中でも睡眠について」 アレルギーの会主催 4年 4月:「親業(おやぎょう}とは」 講師:親業訓練インストラクター 4年11月:「かむ力」 講師:歯科医師 5年 2月:「ちいさいなかま」の読書会 6年10月:「こどものほめ方」「歯磨き」 ビデオを利用したミニ学習会 7年 2月:「保育園に預けて働くこと」 講師:小児科医師(女性) 8年 3月:「地方版 エンゼルプランについて」 講師:保育連副会長 8年 6月:「歯の学習会」 講師:歯科医師 9年 3月:「食品添加物について」(アレルギーの会と合同) 講師:札幌消費者協会 9年10月:「歯の学習会」 講師:歯科医師
98/6月 「父母の会ニュース」NO. 2より <一部掲載> |
6月 14 日(日)北海道大学グラウンドで,父母会主催のソフトボール大会が 13 家族の参加で行われました。多少肌寒い天気でしたが,みんな元気いっぱい。大人のソフトボール,子どものキックベースボール,その後全員でジンギスカンと,大騒ぎの中で無事終了しました。
(写真をクリックすると大きくなります)
98/7月 「父母の会ニュース」NO. 3より <一部掲載> |
7月4日(土)の朝,作業後のビールにつられて8名のおやじが保育園に集まりました。夏の暑い間,子どもたちに存分に水遊びをしてもらうため,2階ベランダの大きいプールと1階園庭の小さいプールを作りました。現場監督のk先生とk先生の厳しい中にも暖かい声が飛ぶなか,約1時間半の作業で無事にプールが完成しました。おやじはみんな汗だくになりながらも,かわいい子どものためにがんばっていました。(写真をクリックすると大きくなります)
98/7月 『学習会に関するアンケート調査結果について』 |
I.アンケート配布総数
ぞう組:25家庭,りす組:3家庭,はと組:15家庭,あひる組:10家庭,たんぽぽ組:9家庭,さくらんぼ組:9家庭の合計91家庭。内37家庭(約40.7%)の方々の協力を得ました。
II.調査結果
1.開催回数について
- 年1回でよい : 18家庭(48.6%)
- 年2回でよい : 15家庭(40.5%)
- もっと開催して欲しい : 2家庭(5.4%)
- その他 : 2家庭(5.4%) ・何回でも良い(例えば,短時間のシリーズにする等) ・役員の判断にゆだねる
2.開催日について
- 平日に開催して欲しい : 20家庭(54.1%)
- 土曜日に開催して欲しい : 14家庭(37.8%)
- 日曜日に開催して欲しい : 2家庭(5.4%)
- その他 : 1家庭(2.7%)
3.開催時間について
- 17:30 から : 6家庭(16.2%)
- 18:00 から : 15家庭(43.2%)
- 18:30 から : 4家庭(10.8%)
- その他 : 11家庭(29.7%) ・土曜日の午前中(子どもは通常保育) ・土曜日午後3時以降 ・第1,3土曜日の午前中 ・土曜日であれば 18:00 から,平日であれば 18:30 から ・日曜日の午前中
4.テーマについて
(1)共稼ぎ系
(2)こども系
子どものしかり方,ほめ方 幼児期から児童期における家族や親子のあり方 子どものからだ(健康・体力づくり)と心 気管支にまつわる話し 幼児教育(スイミング,音楽教室) 子どもの大好きな「絵本」について 生活リズム TVゲームが子どもに与える影響 子どもたちにつけたい力 子どもの発達と食事について 子どもの権利条約について 子どもの健康面,発達面について(子育て経験がある講師を招いた体験講話) (3)社会問題系
ダイオキシン問題について(札幌市の状況) 環境ホルモンについて 非行や犯罪の低年齢化問題について(精神カウンセラーの講話) 「キレル・いじめ」の原因は何か〜幼児期の子育て,心の成長との関係〜 環境に関すること (4)疾病系
最近の子どもに見られる「多動症候群(落ち着き,集中力がない子ども)やチック症状」などの原因や親・周囲の関わり方 学習障害児 (5)その他
むずかしい内容より日常生活に密着したようなテーマ 育児に関するテーマではなく,例えば,歌の練習など ゆりかご保育園の歴史 5.その他(自由記述)
(1)賛成派
卒園児や近所の人も参加できるよう広報してはどうか。 今年は是非参加したい。 保育園の先生に親子遊びなどの話しをしていただき,「体験」してもいいと思う。 園長や保母に講師になってもらい,保育をする立場から父母への意見なども聞いてみたい。 子どもたち(幼児〜低学年)の心と身体の健康について(幌北小学校,羽賀養護教諭) (2)条件付き賛成派
遅くても午後7時ぐらいに終わる学習会がいいと思う。(あまり早く始めると参加できない方もいるかな) 土曜日が休みなので,できれば金曜日に開催してくれれば,参加し易い。 小学校以上の子どもの保育も考えてくれなければ参加できない。 開催は,年1回で十分。 「過去のテーマ」を見て,少しテーマが固すぎるのではと思った。 もっと参加者をふやしたいと考えるなら,「肩こりに効くマッサージ」とか「足つぼのマッサージ」とか柔らかいテーマにしてはどうでしょう。 短い時間で簡単に覗けるような形式にしてはどうでしょう。 午後8時頃には終わり,午後9時には寝る準備ができる程度の時間にして欲しい。 (3)反対派
多くの人が必要としていないのであれば無理に開催しなくてもいいと思う。クラス懇談会で多くの人の話を聞くだけで充分勉強になる。 仕事が忙しいやら,家庭の事情で参加するのはキツイ。 (4)その他
愛情不足が気になります。特に兄弟の年齢が近いせいか,下の子供に気を取られてしまいます。みなさんの意見を伺いたい。 心づくりについては,随分気を配って保育を実施しているように思うが,体づくりは,少しおろそかな気がする。体を作ることで心も強くなるのも事実,少し囲い過ぎている気がする。
野球しましょう |
カキーン、コーン、カン、ダッダッダッダッダ
やや蒸し暑い8月1日土曜日の午後、北大のB球場から、まぎれもない野球練習の音が聞こえてきた。さらに耳を澄ますと時折ブーンといった、大きな空振りの音。どうも学生の野球部にしてはちょっとレベルが下がる感じだ。
なんだろう?こんな蒸し暑い日によくやるなあ。いったい誰が?私はついその音に好奇心をそそられ球場を覗いてみる事にした。
するとまず目に入ったのが、球場の周りで遊ぶ泥だらけの子どもたち。中にはまだ、やっと話すことができるようになったようなちびっこもいる。いや、この子達が練習をしているはずはない。さらに目を凝らすと、うーん…複雑な年齢層のチアガールたち。彼女たちはどうも練習そっちのけで井戸端会議を繰り広げている。やれやれといったところか。
やっと練習をしている本人たちを見ることができた。なんと、彼らはいいおやじたちで、バッターボックスで空振りをしている彼はもうへろへろだ。一方、中には元気な声で外野の向こう側から声を張り上げているものもいる。いったい彼らはなんなんだ。私は近くで工事をしていた人に聞いてみたが、逆に彼らも不信感を抱いていたらしい。肩をすくめるだけだった。そこで、泥だらけの子どもを捕まえていったい彼らはなんなのか聞いてみた。
すると、あっさりとその子は答えた。「ゆりかご保育園のお父さんたちだよ。」ああそれでわかった。あのチアガールたちは、母親か保母だ。その瞬間私は重大な事を思い出した。「今日は野球の練習だった。場所は確か…北大B球場だ。」自分の子どももゆりかごの子だった。そして私は、なぜか左手に持っていたグローブと共にグラウンドに向かって駆け出していた。
この練習は第2回とのことで、次回は9月の第一土曜日の予定らしい(注・予定は未定と終わりました)。彼らはメンバーと同時に対戦相手も募集しているらしい。
その後メンバーは、きよたでビールをあびていたそうだ。
98/8月 「父母の会ニュース」NO. 5より <一部掲載> |
今年の夏は,あまり暑くなくて,「うーん,すごしやすい」と喜んでいる人,「こんな寒くちゃ,海に行けない」と怒っている人,色々いると思いますが,とびっきり暑く燃えて,参加すれば必ず元気になるイベントがやって来ます。
8月 29 日(土)〜30 日(日)に共済ホール(中央区北4条西1丁目)などで,行われる第 23 回全道保育団体合同研究集会(全道合研)がそれ。
29 日の講座(かでる2・7,クリスチャンセンター,自治労会館)では,児童福祉法の改正というちょっと固いお話から,わらべうたの実技講座というすぐ役に立つ講座から自由に選べるし,30 日の分科会(北光小学校)も0歳児から学童までの保育に役立つお話がいっぱい。
また,29 日の開会集会では,ちひろ美術館副館長,松本由理子さんの記念講演もあるし,開会オープニングの「YOSAKOIソーラン」には,ゆりかご保育園の元気な母さんも参加する。さらに未確認情報では開会式の司会も,ゆりかごの父母が登場するらしい。
春のバザー,夏まつり,キャンプなどの大成功によって,今年もゆりかごの母さん,おやじのパワーはすごいことが実証されました。このパワーを秋の署名運動などに引き継ぐためにも,是非全道合研にご参加ください。
98/9月 「父母の会ニュース」NO. 6より <一部掲載> |
8月29日(土),30日(日)の2日間,共済ホールなどで全道合研が行われました。天気予報は完全に雨でしたが,なんとか天気も回復し,有意義で元気の出るお話をいっぱい聞くことができました。
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一度でもこういう場に参加することで,子どもや保育園や,あるいは社会に対する見方というのが変わることが多いようです。
一例を挙げます。ゆりかご保育園が札幌で一番というものがあります。何かわかりますか。「保育の質」というのもあるでしょうが(ちょっと誉めすぎかな。),実は「保母の平均勤続年齢」です。ちなみに平均13年です。ところが札幌市から認可保育園に出されている措置費の保母の人件費は,個々の保育園の職員ごとに算定しているわけではなく,一律平均勤続5年で計算されています。ベテラン保母による質の高い保育が,逆に保育園の赤字財政の原因となるという皮肉な結果を招いています。また保母の給料も公立などにくらべて,低く抑えざるを得ないという問題も生じています。
自分の子どもを通わせている保育園の問題ですから,他人ごとではないと思います。「高いお金を払って保育してもらっているんだから,保育園が赤字であろうが関係ない。」と思っている方もいるかもしれませんが,これから署名の季節もやってきますし,保育園の現状・問題点に少しでも耳を傾けて欲しいと思います。父母の会ニュースでも,そういう状況をできるだけ提供していきたいと考えています。
98/9月3日 ブドウ狩りへのご案内 |
今年も下記のとおり「ブドウ狩り」を実施しますので,奮ってご参加ください。
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98/9月 「父母の会ニュース」NO. 7より <一部掲載> |
予定通り,大人 30 名,子ども 37 名の参加を得て,余市町の吉田観光農園に行ってきました。前々日から台風の影響で大荒れとなり,当日朝までその開催が危ぶまれるほどでしたが,参加者の願いが通じ,雨に降られることなくぶどう狩りを行うことができました。
ぶどう狩りには,父母の会からマイクロバスの借り上げ・軽油代,旅行保険代などを補助しました。来年も実施しますので,ヨロシク。
98/10月 「父母の会ニュース」NO. 8より <一部掲載> |
今回は,父母の会でも力を込めて企画していますのでよろしく。過日実施したアンケートを基にテーマと講師を選考し,
講師 :北大教育学部助教授 田中孝彦 先生 テーマ:「子どもも親も心から安らげる保育園」 で実施いたします。保育もあります。弁当販売します。学習会は対話形式です。講師は父母の意見をどんどん聞きたいそうです。
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10月6日(月)に開催しました。4家族+3先生と少数でしたが,「ビバ・セッケン生活」という VTR 観賞後に,合成洗剤の恐ろしさを再確認しました。
洗剤のことをある程度知っていると思っている先生やお母さんでも,意外と知らないことがあり,驚きました。
助剤は脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムが使われている物がグー。 植物性でも合成洗剤は危ない等々。 もちろんアレルギー食などの調理,試食もありました。
次回は,是非「環境ホルモン」を取り上げたいと思っています。アレルギーのない家庭の出席も期待しています。ためになりますヨ!。
用紙が配布されたと思います。経験済みの方も,始めてのかたも,用紙に記載してある要望項目をよく説明し,署名をもらってください。
カンパも受け付けます。一筆「10円」が目標です。
10月12日に結婚されたS先生に父母の会から祝電を打ちました。先生「おめでとう」。
98/10 月 「子どもたちの明日のために」 |
保母と父母が協力し12月末まで署名活動を行っています。
関心のあるかたは,お便り下さい。
ゆりかご保育園開園 30 周年記念「学習会」開催のお知らせ |
毎日の忙しい生活の中で,「子育て」って何だろうとふと考えることはありませんか?「親が一生懸命子育てしているつもりでも,子どもにとって本当に意味のあることなんだろうか」とか,「TVのニュースでは,いじめだの少年の犯罪やキレルなんてことばが連日報道されているし,この子たちが大きくなったらどんなになっちゃうんだろう」などの不安。「共働きといっても結局女性に負担がくるのよね〜(ゆりかごでは逆もある?!)」なんていう不満。皆さんが,日頃感じている気持ちを講師の田中先生との対話のなかで一緒に考えていく学習会にしたいと考えていますので是非ご参加ください。
講師は北海道大学教育学部 田中 孝彦 先生です。田中先生は自らも共働きの中,4人のお子さんを育てられ,一人の父親として保育園に関わった方でもあります。
この機会に是非,日頃の「不安・悩み」を話し合ってみませんか。また,子育てに不安をお持ちのご近所の方などもご自由にご参加ください。
98年10月29日(木)午後6時30分より当園3Fホールにて開催。以下に,田中先生の最新の著書『保育の思想』からの一文を掲載し,先生のご紹介に代えさせていただきます。『保育の思想』は,事務室でも取り扱っています。
* ある共同保育所の集まりで,先生はご自身のお子さんが中学生時代非常に不安定になっていった時期に保育園の卒園アルバムをじっと眺めていた,というお話をされたところ,うちの子にもそういうことがあったという父母が何人かいたそうです。保育園の卒園アルバムといえば,一人ひとりのこどもが,成長の速い,遅いはあっても人間としての発達を一歩一歩遂げていく姿を,周りの多くのおとなに無条件に喜ばれているという写真が多いと言われた後,次のように述べられています。
子育てや保育・教育という営みは,この時期にこれだけのことさえしておけば,必ず子どもは安定した成長を遂げるなどと単純に,いえるわけではない。(中略)成長の過程で困難に直面した時に,子どもをぎりぎりのところで支えるものは何だろうか。それは,自分も捨てたものではない,かけがえのない人間だという「誇り」,「自尊」の感情ではないだろうか,この誇り・自尊の感情は,周囲の人間から無条件に大切にされる体験の積み重ねによってのみ,子どものなかに少しずつ育まれていくものではないかと思う。*
この講演内容は,「子どもも親も心から安らげる保育園」に掲載しています。
98/10 月 10 日 「野球(試合)」がありました。 |
もう、いつのことだろうか。確かめずらしく暑い日だった。そう、思い出した。あれは体育の日(そういえば10が三つ並んで結婚式ラッシュだったらしい)だ。その日早朝から、ぼくは学生の時からの友だちとゴルフだった。いつものように大叩きをしたけれどその割にはとても元気だった。こんな時にはとことん身体をいじめてみたくなる。午後から「ゆりかご保育園」の親父たちが集まって野球の試合があることは知っていた。ぼろぼろになったグローブとぼろぼろになったスパイク(グローブもスパイクも僕が中学生の時に親父に買ってもらったやつだ。)を持って球場に足を運んだ。
確か試合という話だったが、人数があまりいないぞ。まあいいや。とにかく試合ができるならば、文句はない。結局、色々助っ人を集めてきて紅白試合をすることになったようだ。“よし、思いっきりホームランでも打って保母さんの間で人気ものになってやる。”とは思わなかったがかなり気合が入ってきた。
年も年なんで、キチンとウォームアップをしよう。しかしグラウンドを2周したところで息が上がってしまった。やはり朝のゴルフが効いているのか。いや、しかし他の父親は学童保育の運動会との連ちゃんだといっていたぞ。負けていられない。いくら太めでも一応若い方なんだから。歌のお兄さんより若いんだぞ!
試合が始まった。親父の寄せ集めの割にはすごくしまった試合だぞ!相手投手も緩急自在に投げてくる。僕の打順だ。あっという間に2ストライクだ。あちゃっ引っ掛けてしまった。ボテボテだ。アウトだ。こうして僕の打順は4回まわってきたが、みんな凡打に終わってしまった。やはり、カッコつけるいつもの悪い癖が出た。僕のポジションはセンターだ。球がきた!あっ!エラーしちゃった。かっこわる〜。結局いいとこないジャンか。良かった。家族は応援に来てないぞ。
試合は終わった。結果は?点数は?いいじゃないかそんなこと。この日に親父が集まって、奥さん子ども保母さんが応援をして。みんなで秋を満喫して。それが重要なんだ。(ホントは点数忘れた。)ここからが本番だ。さあ、これから打ち上げだ。場所は定番の“きよた”。僕は家族の都合で出られなかったが、実はこっちのほうが疲れたと聞いている。
その夜、僕は“来年こそはいい結果を出す”と心に誓った。あ〜疲れた(これが本心)
98/11 月 10 日 第3回「アレルギーの会」がありました。 |
今回は環境ホルモンです。7家庭+先生2名参加されました。
アレルギーのない家庭も数家庭参加していただきました。第4回も企画していますので,たくさんのご参加をお待ちしています。
なお,この詳細(Q&A形式)は,後日掲載いたします。
98/11月 「父母の会ニュース」NO. 9より <一部掲載> |
去る10月29日(木)の保育園3階は,父母,保母さん等の熱い熱気に包まれました。
講師に北海道大学教育学部助教授 田 中 孝 彦 先生を迎え,会場は何と60名を越えるゆりかご人で埋まりました。これは今回の学習会のテーマが「子供も親も安らげる保育園」 という身近な問題であったせいもありますが,父母の会構成員のみなさんの意識の高さの証と受け止めております。
田中先生の講演内容は,我がゆりかごのホームページ内の「子どもも親も心から安らげる保育園」に掲載してありますが,その内容を簡単に紹介いたします。
講演の中で田中先生が話した内容は5つでした。
1.現在の幼い子供たちは,親の気持ちを自分に向けようと気遣いしていることに,親が気づいて欲しい。
この話の中で,先生は幼い子供たちの口頭詩集を例に紹介してくださいました。
2.育とうとしている子供の姿をよく見て,そしてその子供の言い分を良く聞くという単純なことを大事にして欲しい。
3.子供の具体的な姿を,親と保育者が伝え合っていくということが,当たり前の事のようで,本当に子供を育てていく上で大事な事でないか。
4.幼い子供たちは,自分の内面で感じていることを言葉に出すことはすごく難しい事なので,言葉にならない感情の世界っていうか,それを察知する力を親や保育者が身に付けていく事必要では。
この話については,今回時間がないので詳細は省略。
5.今の日本の社会の中で大きく見ると,こんなに一人一人の子供が,人間としての成長を刻んだときに,無条件に喜び合うような雰囲気がある社会施設っていうのは,今は珍しい。
ようは,保育園というのは親にとっても子供にとっても住み心地の良いところだということの様です。
※ 以上が講演の概略です。
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もう今度の土曜日21日です。予約しましたか? 予約表は19日(木)までにホールの所定の袋へ!
カンパ受付中! 物はホールの段ボール箱へ。
欲しい物:日本酒・カルピス・米・海苔等々。
98/12月 「父母の会ニュース」NO. 10より <一部掲載> |
大成功でした。熱燗パーティー
11月21日の土曜日,おやじの会主催,ゆりかご保育園後援の恒例行事である「熱燗パーティー」が開催されました。なんと全家庭の約半数の出席があり,パーティーは大変な盛り上がりをみせました。おかげさまで,目標の5万円を大きく上回る73,755円の純益を達成しました。ご協力ありがとうございました。
なお,売り上げの一部からS(今の姓を知りません。すみません。)先生に結婚祝い(超豪華な壁掛け時計)を送り,残りは保育園に寄贈をして子どもの絵本やおもちゃを購入してもらうこととしました。
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〜(熱燗パーティーのレポートは「おやじの会」に掲載しています。)
年末年始の休園について
12月30日から1月5日までは休園です。お盆の休園の時と同様に,今から職場での調整,おじいちゃんおばあちゃんの協力をおねがいしましょう。なお1月4日と5日について,どうしても困っているご家庭は,お近くの父母の会の役員までご相談ください。
来年度からの保育体制について
先日のクラス懇談会で園長先生からお話があったように,来年度から保育時間の体制などが変更になります。
父母の会でも,この問題には積極的に関わっていきたいと考えています。質問や要望などありましたら,父母の会の役員に声をかけて下さい。お願いします。
99/2月 アレルギーの会・学習会の開催お知らせ |
宣伝ポスター
上記の模様は後日掲載します。
99/2月 アレルギーの会・学習会 |
環境問題にも取り組んでいます。
2月18日、父母の会の学習会及びアレルギーの会、そして保育園のアレルギーの会の3者合同の学習会が行われました。忙しい時期に風邪の大流行も重なる中で20名ほどの参加がありました。
テーマは「科学物質を使わない掃除」。今年度、環境問題に取り組んだアレルギーの会の活動の大集成です。今回はビデオ鑑賞のほかに、様々な実践も行われ、
などを、実際に目で見て、確認することができました。
水はすべての生き物をまわってゆきます。化学物質によって、水を汚さない努力が必要です。そのためには、
これらのことを守って、水を守っていきましょう。なお、当日の資料をご希望の方は、父母の会役員までどうぞ。
写真をクリック
99/3月 「父母の会ニュース」NO. 11より <一部掲載> |
延長保育問題を考えよう
新年度から保育時間に関する制度の変更については、先日の園からのアンケート調査、今回の運営協議会からのアンケート調査にご協力をいただきまして、ありがとうございました。今後の予定としては、3月5日に行われる運営協議会において、アンケートの回答なども参考にしながら、最終的な制度を決定する予定になっています。
父母の会の役員会においても、ここ数回の役員会で、この問題を話し合っています。これまでの話し合いで出された主な意見を3点紹介します。この前のアンケートではまだ言い足りなかったひと、このニュースを読んで意見がある方、3月5日までに運営協議会のメンバーまでお伝えください。ホームページの「らくがき帳」に書いていただいても結構です。
1.利用者にとって、少しでも利用の幅が広がる制度にしてほしい
やはり制度が変わるのであれば、少しでも利用の幅を広げる制度にしてほしいということで、運営協議会でも話をして、今回、どの程度、延長保育などに対しての要望があるかをアンケート調査することになりました。
2.最終的には、利用者の良心の問題になるだろう。
これまでは、延長保育登録者以外は、努力をして何とか6時のお迎えを守ってきました。制度が変わったからといって、急に6時に来れなくなり、延長が多くなるのはやはりおかしいのではないか。いままでしてきた努力は、制度が変わったとしても、やはり続けるべきではないか。これは臨時の延長保育利用に別の料金設定をしたとしても、お金で済む問題ではない。
3.保育の質を守ることは、父母も共通の願いである。
「延長保育が拡大すると、昼間の保育の質が低下するおそれがある。」という園からの説明は理解する。延長保育の時間といえども、子どもにとっては同じ保育時間ではあるが、そこに正職員なり、担任を持つ父母を配置してほしいと要望するのは、やはり難しいのではないか。
年度末の保育について
3月30日(火)と31日(水)は年度末の休園です。園では、幌北会館での特別保育を行いますが(お弁当持参です)、極力お休みにご協力できるようにいまから職場での調整や、おじいちゃんおばあちゃんに協力を求めるなど、各家庭での調整をお願いします。
99/3月 「父母の会ニュース」NO. 12より <一部掲載> |
卒園おめでとう
3月21日(日)の卒園式まであとわずかとなりました。
卒園時にとっては、長く親しんだ保育園との別れと、小学校学童保育所や児童会館等の新しい環境への不安などがあるかと思いますが、ゆりかごで養った本物の仲間を大切にする気持ちを武器に、彼らは新生活を乗り切るものと、信じています。
また、父母の会からは卒園アルバム作成費用の補助をさせていただきます。完成するアルバムは卒園児及び各家庭にとって思いでの宝箱のはずです。大切にしてください。
卒園児:27名 がんばれゆりかごっ子!
延長保育登録申し込みせまる
運営協議会から案内のあった、延長保育「A登録」「B登録」「C登録」の申し込みは3月19日(金)までとなっています。
登録を希望していて、まだ申し込みをしていない家庭は、忘れずに手続きをしてください。
また、新年度からの延長保育は、保育園及び父母にとって新たな取り組みとなります。4月・5月の試行にスムースに入れるよう、申し込みをした家庭は3月27日(土)に予定されている「延長保育に関する説明会」に必ず出席しましょう。